とある工場作業員の工場ブログ

工場の仕事に興味を持ってる人や就職を考えてる人に向けたサイトです。 今まで多くの工場を体験してきたのでその実態を教えると共に工場作業員の日常生活をブログで書いていきます。

設備メンテナンスの1日の仕事の流れとは

どうも~いけ花です。

設備メンテナンスの1日の仕事流れを説明します。

1日の仕事の流れは

前番の引き継ぎ

各ラインの設備のパトロール

トラブルがあればトラブル対応、なければ部品の補修など

昼休みなどの設備が止まる時に部品の定期交換

後番に引き継ぎ

この流れでしたね。

流れを細かく説明すると、

設備のパトロールとは

設備の動きが正常かどうか、異音などがしてないか。
設備の操作パネルの異常履歴を見て、チョコ停(チョコ停とは小さいちょっとしたトラブルの事です)が多くないか。
多い場合その設備の動きを見ておかしな所がないか。
部品がおかしい場合自分で交換の予定を昼休みなどの時間帯やその日の作業の終わり際などに組みます。

トラブル対応とは

設備がおかしい場合や壊れた場合などの時に製造現場から電話がかかってきてそれに対応する事を言います。
例えば機械の動きが遅いとか、急に動かなくなったとか、操作ミスで壊してしまったとかです。

定期交換とは

工場内の決まりで定期的に交換する部品が決められていて、それを交換する事を言います。
例えば自分がいた工場の場合は、エアシリンダーや電磁弁、ニードル弁などが多かったですね。

ちなみにエアシリンダーとはエアーでシリンダーの中にあるロッドを動かして動きます。

電磁弁とは電磁石と弁を組み合わせたもので、電気をON、OFFすることにより、空気や水などの流体を止めたり、流したり、また流れの方向を切り換えるものです。

ニードル弁とは針状の形をした流量調整弁の事です。

部品補修とは

交換した部品を掃除したり、パッキンを換えたりして再び使えるようにする事を言います。
例えばシリンダーの場合は中に汚れなどがたまっていて動きが悪いパターンやパッキンが割れていてエアーが漏れてる場合が多いので掃除してパッキンを交換してグリスを塗って動きを良くして再利用してました。

少し分かりにくいかも知れませんがだいたい1日はこの流れで仕事してました。
設備トラブルさえなければ割と楽なんですが、そんな日はほとんどなかったので実際は結構忙しかったですね。

そしてそんな毎日が半年続いた頃、突然部署移動の辞令が言い渡されて・・・

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