どうも~いけ花です。
エレベーター工事の仕事内容について話します。
大きく分けると
・部品交換
・リニューアル工事(改修工事)
この2つです。
今回は部品交換について話します。
部品交換で主に交換していた物は
エレベーターの主ロープ、ガバナーロープ、シーブ(滑車)この3つが一番多く交換していました。
エレベーターの主軸となる部分なので当然ですよね。
その他の細かい部品はありすぎて説明できないですね😅
代表的なロープ式エレベーターのトラクション式の構造が
↓
これのロープ替えのやり方が
基本が古いロープを引き上げて、新しいロープを下ろす方式
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機械室までの移動ルートが複雑な時や距離が長い場合の方式
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これはあくまで屋上に機械室がある場合のやり方ですが、他にもやり方は色々あります。
機械室なしの場合は滑車の数が多く、ロープの通りが複雑なので古いロープと新しいロープを繋いで交換するやり方をします。
エレベーターの種類や建物の状況によって施工方法も変わるので、他にも色々なやり方があります。
部品交換の流れを説明すると
搬入
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養生シート(ブルーシート)引く。
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交換する部品をチェックする。(違う部品なら作業中止になる場合がある)
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部品交換
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動作チェックや制御盤の設定
↓
搬出
上記が基本の流れですね。
搬入とは
建物内に工具や部品を運び込む事です。
これが小さい部品なら楽なんですが、大きい部品(特に滑車)などを運ぶ時はめっちゃ大変です。
機械室までの道には階段しかないので、150キロとかの部品を持って上がる時は大人数で協力して持って上がります。
だから階段の広さや階数などによってしんどさが変わります。
養生シートを引くとは
物を置いたり、作業するスペースに汚れが付かないようにシートを引く事です。
床が絨毯などの場合は搬入する前に移動する所全てにシートを引くので結構めんどくさいです。
交換する部品をチェックするとは
部品の形や大きさ、部品によっては寸法を細かくみる事です。
もし違っていたら、営業所に予備があれば持ってきますがない場合は作業が中止になります。
たまに上記の理由で作業が中止になったりするのでその時はラッキーですね😄
中止になった場合は、他の現場に応援に行くか事務所に戻って待機してました。
部品交換とは
そのままの意味です。
動作チェックや制御盤の設定とは
部品を交換した後に実際の動きを見て、異音や異常がないかチェックするのと、替えた部品によっては制御盤で書き込みをします。
古い部品はそのエレベーターの癖に適応していて、新しい部品は癖に慣れてないので最初は異音がなる時は結構あります。
そんな時は部品が慣れるまで数回動かすか、担当の保守の人が一週間くらいたった時に様子を見に来て動きを再度確認しにきます。
搬出とは
建物から工具や交換した部品を出す事です。
この時に養生シートを剥がして、床などに汚れた所がないかチェックします。